現金化業者に関する用語

クレジットカード現金化を取扱う業者が、よく使う用語をまとめました。不明点があれば、ご参照ください。

換金率・還元率

 『入金額』と『手数料』の計算に使われる数値で、100%に近いほど得です。式は『申込み額×換金・還元率=入金額』で、申込み額との差分が手数料として扱われます。

 100万円を現金化する際に、換金・還元率が80%の場合は・・・100万円×80%=80万円が入金され、差額の20万円が手数料となります。

換金性商品
 家電やブランド製品ほか、需要がある=換金性に優れる商品を指します。換金方式の現金化は、顧客が商品を購入→業者が買取り→売却することで成立するため、いかに良い商品を選択し、高値で換金するかが重要になります。

即日現金化
 申込んだ当日中の入金を指します。初回利用は本人確認が行われるため1~2時間程度かかるものの、それが省略される2回目以降は、最短10分で申込み~入金まで行われます。しかし即日現金化は換金・還元率が低く設定されているため、即日を指定しなかった場合と比較すると入金額が減ります。時間に余裕があるなら、指定しないほうが良いでしょう。

フレックス払い

 クレジットカード会社により名称は異なりますが、いずれも『最低支払額を上回れば、支払い金額を自由に設定できる』システムを指します。お金が無い時は最低限の支払いでやり過ごせるため、利便性は高いです。

現金化の悪徳業者に関する用語

悪徳業者は、違法な手段でクレジットカードを現金化します。一応現金は手に入るものの、全体的な性質は闇金そのものであり、最終的には顧客が損をする仕組みになっています。

 下記は、そんな悪徳業者に纏わる用語です。このような事例があることを覚えておくと、いざという時の自衛に繋がります。

チケット金融
 換金性が高い金券類を指し、新幹線の乗車券や図書カードなどが該当します。現金化の際には、まず顧客にチケットを手渡し、それを金券ショップで換金させます。この支払いは後日に行い『手数料』の名目で高金利を課します。

システム金融
 顧客の個人情報を別の業者に流し、さらにお金を借りさせることを指します。闇金融では常套とされる手段で、いずれも法外な高金利で貸し付けを行います。顧客は、既存の借金を解消するために、新たな借金をせざるを得ず、延々と取り立てが続きます。

買取り屋
 融資の条件として顧客にクレジットカードを使わせ、換金性の高い商品を購入し、それらを安く(業者が)買取ることを指します。あくまでも“融資の条件”であるため融資は別に行われ、顧客は結果的に『クレジットカードの支払い』と『業者からの借金』二つの返済に追われることになります。

ショッピング保険
 クレジットカード付帯の保険で、購入商品の盗難などに適用されます。また紛失したクレジットカードを利用された場合にも適用されるため、商品は手元にありながら「不正利用された」と虚偽の報告する詐欺事件は後を絶えません。

現金化は一種のキャッシュバック

 クレジットカードの現金化は、キャッシュバックの一種です。

 家電量販店などで買い物をすると、現金として利用可能のポイントを獲得できますよね。現金化もこれと同様のシステムで、その形態が“ポイント”か“現金”の違いです。現金化にショッピング枠が活用される=買い物が必須の理由も、ここにあります。

 キャッシング・融資ではないため、信用情報に問題があっても、クレジットカードを所有していれば利用できます。ただしショッピング枠の当月残高がない場合は利用できません。また限度額により、現金化できる額は変化します。限度額-当月の残高=現金化できる額です。

 現金化の流れは、業者への申込み→買い物~決済→商品受取り→現金受取です。なお即日の振込みを申込んだ場合は、商品受取りの前に現金を受け取れます。

 業者が提供するのは、買い物とそれによるキャッシュバックのみであり、支払はクレジットカード会社に行います。通常の買い物と同様、翌月~翌々月に請求書が届くので、忘れずに支払いましょう。

 分割払いも可能ですが、回数に応じて手数料が割高になるため、長期間の支払いはおすすめできません。ボーナス一括払いなども利用し、数回で片づけてしまいましょう。

 なお還元率は業者ごとに異なります。50%前後は低すぎ、90%以上は利益の面から悪徳業者を疑います。

クレジットカードの現金化のおかげで家族が救われた

私は家族の窮地をクレジットカードの現金化によって逃れることができました。
それは、父親が急な事故で入院した時のことです。
父は年金生活で貯金はほとんどない状態でしたし、私も安い給料の中、毎月やりくりするのが精いっぱいという状況でした。
すぐに手術をしなければ助からない、うまく助かったとしても重い後遺症が残るかもしれないといった状況の中、私の頭の中にあるのは手術代のことでした。
その時私は消費者金融から借金をしていてそれ以上は借り入れができない状態でしたし、銀行から借りるなどは到底無理だったからです。
知り合いなどにもすぐにお金を工面してくれるような相手はおらず、徒歩に暮れていたときに知ったのがクレジットカードの現金化でした。
これはクレジットカードのショッピング枠を現金にすることのできるシステムで、そのシステムを利用すれば私の場合、満額で100万円を手にすることができるというんです。
その上、キャッシングを利用したなら掛かる20パーセントもの利息がわずかその1/4の5パーセントで済むというのですから、まさに「渡りに船」でした。
おかげで父は後遺症も残ることなく今は元気に生活を送っていますし、私も高い金利に悩まされることもなく、クレジットカードの現金化システムにはとても感謝しています。